最近読んだ本、見た映画・芝居、聞いたCD

大貫妙子

2018年9月21日

大貫妙子 Billboard Live Tour 2018

Billboard Live 2018  大貫妙子大貫さんはインタビューで、「ミニヨン」は嫌いだったけれど、ずっと歌い続けている曲が入っているアルバム、という趣旨の発言をなさるのだけど、今回このアルバムのアナログ復刻盤を出すにあたり、再度聞き直したことで随分評価がかわったようです。最新のインタビューで今日のMCで語られていたことがそのまま入っています。その「ミニヨン」から11曲中5曲も入りました。そのうち、「横顔」「突然の贈り物」「海と少年」は他のライブでもよく聞くのですが、「言い出せなくて」「空を飛べたら」は私は初めて聴きました。それ以外にも「都会」「夏に恋する女たち」以外はあまりライブでは聴いたことのない曲でした。

編成はギター、ベースとドラム×2、キーボード×2。いつもライブで「来年こそは(もしくは今年こそは)このメンバーでニューアルバムを」とおっしゃるのが今回入らなかったので、また流れたのかなと思いました。でもライブも以前よりまた頻繁に行うようになり、アルバムもどんどんアナログ復刻されているので、いいかなーと思いつつ、やっぱりニューアルバムを聴きたい気がします。少しずつドラマや映画に提供した曲も貯まっているので、ぼちぼち出来ないかなぁ。思い出しただけでも、以下の曲がアルバム未収録です。
「パンとスープとネコ日和」、「この空の下で」、「山のトムさん」、「聞かせてよ愛の言葉を」(カバー)、「I Don't Wanna Play In Your Yard」(カバー)、「横顔」(矢野顕子とのデュエット)、「天使のはしご」


2ndの方は「夏に恋する女たち」でカーテンが開いたのではないかと推察。だとしたら、いいなぁ。
Billboard Live 2018  大貫妙子
2018.9.20 1st Stage 19:00~
Billboard Live TOKYO

1.横顔(MIGNONNE)
2.言い出せなくて(MIGNONNE)
3.空を飛べたら(MIGNONNE)
4.突然の贈り物(MIGNONNE)
5.Mon doux Soleil(LUCY)
6.太陽がいっぱい(note)
7.Você é Bossanova(PRISSIMA)
8.都会(Sunshower)
9.夏に恋する女たち(SIGNIFIE)
en1.海と少年(MIGNONNE)
en2.Wonderland(note)


大貫 妙子(Vocals)
小倉 博和(Guitar)
鈴木 正人(Bass)
沼澤 尚(Drums)
フェビアン・レザ・パネ(Piano)
林 立夫(Drums)
森 俊之(Keyboards)



2018年3月25日

大貫妙子 Pure Acoustic 2018

大貫妙子pure acoustic 20182018年3月24日(土)17:00開演 19:00終了
新宿文化センター大ホール

私は過去の「Pure Acoustic」コンサートに行ったことがありません。JCBホールでのコンサートを収録したDVDを見ただけです。なので、一つ一つの音を聴き漏らすまいとすごく息を詰めて集中していました。大貫さんもすごく集中していたのでしょう。MCもそこそこ、どんどんコンサートを進めて行きます。9曲目まできて「リラックスしてください。」と「横顔」を歌ってくれました。本当にこのときやっと息が抜けたのです。


天から降るような、とはよく言ったもので、なんと美しい声。そこにピアノ、ベース、カルテットが絡むハーモニー。ため息しか出ません。大貫さんの繊細な声には弦の音が合う。パネさんのピアノと同じくらい合う、ということは自明のことですが、ライブで聴くと更によくわかります。山弦のギターの音とも合いますよね。

セットリストを見ると、なかなかこういうライブでないと再現できないような曲ばかりです。1996年に出たCD「Pure Acoustic」にある曲も多かった。途中、世界旅行を始めて、パリ、ヴェネチア、アルゼンチンへと連れていってくれました。贅沢すぎる時間でした。

客席見ていて思うのですが、男性がすごく多いんですね。私は大貫さんの曲はずっと聴いてますが、コンサートに行くようになったのはこの数年です。一人で聴いている頃は、曲の内容からしてファンは女性ばかりだろうと思っていたのですが。もちろん女性も大勢いますが、男性が多い。それも大貫さんと同年代か少し下くらいの方。ご夫婦でいらっしゃる方もいますが、男性一人、もしくは男性複数人という組み合わせ。ジャズが好きなおじさま方のような感じでもなく、フォークの頃から音楽を聴いている方たちとも微妙に違う。何というか、アイドルなんですよね。大貫さんって。かわいいし。MCではとてもさばさばした感じのしゃべり方なので、アイドルってピンと来ないのですが、でも皆さんの「俺だけがわかる」感というか、恋してる感が伝わってきます。やはり皆さん、お目が高い、ただ者ではないという感じがします。

八ヶ岳高原にも行きたいですけどね。我慢します。今日は本当に素敵でした。

1987年、ポップス系アーティストとして初めて、それまでクラシックのみだったサントリーホールで公演を行いました。
そこから始まった「PURE ACOUSTIC」コンサートは、恒例のコンサートとして23年間ほぼ毎年行われてきたものの、主要メンバーの金子飛鳥(Vn)の渡米をきっかけに2009年公演が最後となりました。
2013年の鎌倉で一度きりの公演も行われましたが、あの"PURE"で透明な世界が、約5年ぶりに最高のミュージシャンとともに帰ってきます。

フェビアン・レザ・パネ(pf)
吉野弘志(b)
ASKAストリングス
金子飛鳥(vn)
相磯優子(vn)
志賀惠子(vla)
西谷牧人(vc)


1.HYMNS(A Slice Of Life)
2.カイエ(カイエ)
3.若き日の望楼(ROMANTIQUE)
4.雨の夜明け(ROMANTIQUE)
5.彼と彼女のソネット(A Slice Of Life)
6.新しいシャツ(ROMANTIQUE)
7.黒のクレール(Cliché)
8.アヴァンチュリエール(AVENTURE)
9.横顔(MIGNONNE)
10.la mer, le ciel(AVNTURE)
11.Siena(copine.)
12.Tango(LUCY)
13.空へ(LUCY)
14.Cavaliere Servente(PURISSIMA)
15.光のカーニバル(Cliché)
16.突然の贈り物(MIGNONNE)
17.星の奇蹟(note)
en1.メトロポリタン美術館(Comin' Soon)
en2.地下鉄のザジ(Comin' Soon)



2017年12月24日

大貫妙子 Welcome to my garden

大貫妙子 品川グローリア教会今年は9月のBillboardに行けなかったので、大貫さんのライブは1年ぶりになります。クリスマス近くに教会でライブなんて素敵ですね。定員400人くらいのキャパなので厳しいかなと思いましたが、何とかチケットとれたので行ってきました。

今回、滅多にライブではやらない曲が多く、マニアにはたまらないセットリストに。ただ、あまりにも普段やらない曲ばかりで、一曲ずつていねいにMCを入れてくれたのに、覚えていられず、曲順に自信がありません。抜けもあるかもしれません。ご教示いただければ幸いです。

「夏色の服」の前に「よく似合うと買ってくれた夏色の服 今年も一人で抱きしめてしまう」の「しまう」は「抱きしめてしまう」じゃなくて、「抱きしめて(から)仕舞う」の意味です。」と説明してくれました。実際、歌詞カードなんかには「仕舞う」になってます。

「星の王子さま」は音源としてはおそらくありません。薬師丸ひろ子に提供し、矢野顕子作曲の曲ですが、アッコちゃんのアルバムにはあるのですが、大貫さんのアルバムには見当たりませんでした。アッコちゃんらしい曲です。

映画に提供した曲特集として何曲か歌ってくれたのですが、野村宏伸主演の「恋人たちの時刻」、竹中直人監督の「東京日和」と続きます。「東京日和」での竹中直人のさんざんな振り回しっぷりなどを話してくれました。

更に「パンとスープとネコ日和」から2曲。サントラが出ています。こちらで演奏していたフラメンコのギタリスト沖仁さんがゲストで登場し、その2曲を演奏してくれました。これは嬉しい。特に「この空の下」はスタッフ総出でパルマ(手拍子)をやってくれたりしました。

大貫さんは昨年「山のトムさん」というWOWOWの映画音楽を担当されたのですが、この中で、リュシエンヌ・ボワイエの「聞かせてよ愛の言葉を」(Parlez-Moi D'amour)を光石研さんがオムライスをつくるシーンで歌ってます(0:40くらい)。ほかにペギー・リーの「I Don't Wanna Play In Your Yard」(1:57くらい)、オリジナルのED「山のトムさん」を歌ってます。残念ながらこの映画のサントラは出ていないのです。いつかニュー・アルバムをつくってくれたら入れて欲しいですね。

その後は「冬」「星」「宇宙」をテーマにした曲を歌ってくれて、クリスマス気分満載で盛り上がりました。

今回、特にステージ付近の乾燥がひどく、コンディションとしてはあまりよくありませんでした。風邪をひいたわけでもないのに、リハーサルからえへん虫にとりつかれたそうで、1曲途中でやり直しになったほどです。絶好調とは言えない状況でしたがそれでもきっちり仕上げてくるのは、さすがです。勝手な想像ですが、本当はものすごく寒い教会の中を暖めるために相当強い暖房がされていて、それがステージ付近は特に強かったのかもしれないなと思いました。


さて、私は帰宅してTwitterで見るまで気付かなかったのですが、8月にテレ東で放送された「Youは何しに日本へ?」の彼が来ていて、大貫さんと会ったようですね。それもテレ東の招待だったようなので、お正月の特番でこの出会いは流れるのではないかと予想しています。彼のおかげで「SUNSHOWER」のアナログ復活。そしてそれに続き「Grey Skies」も再発売。それからこの先「MIGNONNE」なども続いていくようです。これは新しいカッティングで作り直したものだそうです。テレビの力は大きいと思いますが、私はこのyouが本当に大貫さんの音楽を楽しんでる様子がみんなに伝わったんだろうなと思います。


2017年12月20日(水)19:00開演
キリスト品川教会グローリア・チャペル


Pf:フェビアン・レザ・パネ
DS:林 立夫
B:鈴木正人
G:沖 仁(Guest)

1. 不明(パネさんのソロ)
2. 若き日の望楼(ROMANTIQUE)
3. 夏色の服(Cliche)
4. 四季(ATTRACTION)
5. 風の道(Cliche)
6. 突然の贈りもの(MIGNONNE)
7. La Musique(note)
8. 3びきのくま(UTAU)
9. 星の王子さま(薬師丸ひろ子提供・矢野顕子の曲)
10. 恋人たちの時刻(A Slice of Life)
11. 東京日和(パネさんのソロ)
12. パンとスープとネコ日和
13. 不明(沖さんのソロ)
14. 聞かせてよ愛の言葉を(「山のトムさん」より挿入歌)
15. この空の下で(パンとスープとネコ日和)
16. 横顔(MIGNONNE)
17. Hiver(One Fine Day)
18. 星の奇跡(note)

encole
19. Kiss The Dream(ATTRACTION)
※今回セットリスト、全然自信がありません。Twitterなどでご指摘いただけると幸いです。

2016年12月22日

Taeko Onuki symphonic concert 2016

Taeko Onuki symphonic concert 2016

大貫妙子がフル・オーケストラをバックに一夜限りのコンサートを開く。それも東京芸術劇場というクラシックのホールで。これまでも「pure acoustic concert」として長らく弦楽四重奏団とコンサートを開いてきたが、フルオケは初めてだし、次があるかどうかわからない。

ター坊の曲はストリングスをバックにしたものは多いので、まったく違和感はなく、むしろあれらが生演奏で聞けるなんて、そんな贅沢なコンサートがあるのなら、それは行かねば。

バンドを前に、後ろの高い場所にオーケストラが。オケって、オペラで沈んでいるので、何となくそういうイメージでいたのだが、逆だった。日本ではこのスタイルは初めてかもしれないとのこと。

私は1Fの10列目より前だったので、バンドやター坊はすぐ近くだったが、このコンサートなら2階席の方がオーケストラがよく見えて良かったのではないかと思う。

初めて千住明氏と組んだ「アフリカ動物パズル」、「アリーテ姫」のサントラの「金色の翼」、愛知万博(愛・地球博)三井東芝館で上映された映画のテーマ「Voyage」という3曲は千住明氏の曲なので当然出るとして、それ以外の曲も古いものが多かった。「グランプリ」は初めてライブで演奏されたのではないかとMCで言われていた。この曲、冒頭と途中に車の排気音が入るというつくりで、イブ・モンタン主演の「グラン・プリ」(1966)をイメージしているのかと。この「AVENTURE」というアルバム自体が映画音楽を指向しているようなところがある。

第一部と第二部の冒頭の曲は、オーケストラのみ。「突然の贈りもの」はバンドのみ。あとは全部コラボ。「黒のクレール」なんかは、いかにもオーケストラ向きだが、「夏に恋する女たち」「幻惑」のような、ポップス系も入る。それでも、「哀しみの足音」「Tema Purissima」「RENDEZ-VOUS」はやはり再現性高くて感動する。「光のカーニバル」は更に華やかになり、カーニバル感が増していた。

このコンサートの模様は3月15日にDVD+CDの2枚組で発売されるとのこと。全然見えなかったオーケストラの細かいところが見たい。

taeko onuki symphonic concert 2016日時:2016年12月22日(木)18:00開場、19:00開演
会場:東京芸術劇場

編曲・指揮:千住 明
演奏:東京ニューシティ管弦楽団
g:小倉博和
b:鈴木正人
pf:フェビアン・レザ・パネ
ds:林立夫

taekoonuki2016symphonic2.jpg第一部
1 Overture
2 黒のクレール (Cliche 1982)
3 夏に恋する女たち (SIGNIFIE 1983)
4 突然の贈りもの (MIGNONNE 1978)
5 RAIN (Lucy 1997)
6 哀しみの足音 (DRAWING 1992)
7 Voyage (One Fine Day 2005)
8 光のカーニバル (Cliche 1982)
第二部
1 アフリカ動物パズル~メイン・テーマ (アフリカ動物パズル 1986)
2 ピーターラビットとわたし (Cliche 1982)
3 金色の翼 (「アリーテ姫」サントラ 2001)
4 Tema Purissima (PRISSIMA 1988)
5 幻惑 (SIGNIFIE 1983)
6 TANGO (Lucy 1997)
7 グランプリ (AVENTURE 1981)
8 RENDEZ-VOUS (ensemble 2000)
en
1 Shall We Dance (Boucles d'oreilles 2007)


taeko onuki symphonic concert 2016「TAEKO ONUKI meets AKIRA SENJU~Symphonic Concert 2016
1.Overture(instrumental)
2.光のカーニバル
3.アフリカ動物パズル~メインテーマinstrumental)
4.金色の翼
5.Voyage
6.突然の贈り物

このCDは販売されていますが(TAEKO ONUKI meets AKIRA SENJU~Symphonic Concert 2016)、会場ではこれにブックレットがついているものが限定で販売されていました。

2016年9月20日

大貫妙子 Billboard Live Tour 2016

Taeko Onuki Billboard Live Tour 2016日時:2016年9月19日(月)19:30~21:00
会場:Billboard Live Tokyo

ソロデビュー40周年記念のCD、DVD、LPセット「パラレル・ワールド」の発売を記念してのツアー、初日。2ndステージです。

「都会」ですが、大貫さんの曲でカバーする人が多い曲、1位が「メトロポリタン美術館」、2位が「突然の贈り物」、3位が「都会」だそうです。「「都会」は何故か若い人にカバーしてもらえてる。カッコいいからでしょうか?あ、いやサウンドが。歌詞はちょっと歌うのが恥ずかしいときがある。1970年代なので。」とのこと。Tributeアルバムで岡村靖幸がカバーしてました。最近だと、HF INTERNATIONAL「都会 City Lovers Rock Edition」とか前川サチコとグッドルッキングガイでしょうか?いろいろな方がカバーしています。

Taeko Onuki Billboard Live Tour 2016「ふたりの星をさがそう」は竹中直人「イレイザーヘッド」に収録された曲で、セルフカバー。「こなれてないので」とおっしゃっいたので、おそらくこれまでご自身で歌うことはなかったのでしょう。

今日のこのメンバー「One Fine Day」や「note」と一緒。オリジナルアルバムはそれ以来出していません。来年こそは新しいアルバムをこのメンバーで作りたいから今のうちから予約しておくと、宣言されておられました。私は、好きな曲はそれこそシュガーベイブ時代からたくさんあるのですが、アルバムとしてはあ「One Fine Day」「note」が一番好きなので、期待しています。

Taeko Onuki Billboard Live Tour 2016●メンバー
大貫妙子(Vo.)
林立夫(Dr.)
フェビアン・レザ・パネ(Piano)
森俊之(Keyborad)
小倉博和(Guitar)
鈴木正人(Bass)
沼澤尚(Dr.)


Taeko Onuki Billboard Live Tour 2016●セットリスト
1. One Fine Day With You(One Fine Day)
2. 横顔(MIGNONNE)
3. 都会(Sunshower)
4. ふたりの星をさがそう(竹中直人「イレイザーヘッド」収録)
5. 新しいシャツ(ROMANTIQUE)
6. Forever Friend(パラレル・ワールド)
7. 虹(note)
8. 夢のあと(Lusy)
9. Deja vu(One Fine Day)
10. BERIMBAU DO BEM(TCHAU)
11. 夏に恋する女たち(SIGNIFIE)
en. 星の奇跡(note)

おまけ:アーティスト・カクテル「パラレル・ワールド」を頼みました。



> 「大貫妙子」の記事一覧