The Cost of Loving
ソリッドな音が目立つ3枚目
  1. It Didn't Matter
  2. Right to Go
  3. Heavens Above
  4. Fairy Tales
  5. Angel
  6. Walking the Night
  7. Waiting
  8. The Cost of Loving
  9. A Woman's Song
The Cost of Loving
1987.2.7
Polydor POCP-1869
Produced by Paul Weller

オープニングの“It didn't Matter”は今聴いてもカッコいいですね。“Heavens Above”も同じ感じで非常にソリッドで、ギターとフォーンの組み合わせがいい。“Angel”の艶めかしいようなかけあいも悪くないし。ラストの“A Woman's Songも落ち着いてていいし。どうしてどうして、悪くないアルバムです。

ただ、新譜を聴いた当時は、“Our Favourite Shop”までが好き過ぎたのか、Jazzyじゃないというか、ロック色が強くなりすぎて、気に入らなかったのも確かです。すぐに中古レコード屋に売ってしまい、10年以上経過してからCDで買い直したほどだから。

この頃になるとプレスの評判も少しかげりが出てきていました。The Jam時代のファンは「俺たちの兄貴が戻って来つつある」というような評価もあったりして、なんだかよくわからないなぁというのが本音でしたね。自分の中でも混乱があったように思います。

2011.2.23