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ブラン

(メッシュシリーズ 6)

初出誌「プチフラワー」1981年冬の号(50p)

耳をかたむけて メッシュ4

小学館 1983.1 780円 ISBN4-09-178055-5

萩尾望都作品集・第二期 第11巻 メッシュ 1

小学館 1985.7 580円 ISBN4-09-178031-8

メッシュ 第1巻

白泉社文庫 1994.12 560円 ISBN4-592-88302-0

萩尾望都パーフェクトセレクション 4 メッシュ I

小学館 2007.10.1 1680円 ISBN978-4-09-131210-5

【登場人物】
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メッシュ両脇だけ白銀という二色(メッシュ)の髪をもつ金髪の少年。
ミロンメッシュの面倒をみている贋作画家
贋作画廊の主人ミロンに注文を出している表向きはまっとうな画廊の主人
ブランパリ郊外に住む金持ち
モリス・シードロブランの友人で鑑定家
リリーブラン家の女中
シュザンヌブランの妻
【舞台】
現代のパリ(冬),サンジェルマン,パリ郊外のどこか
【内容】
パリに冬がやって来た。ミロンはユトリロの小さなクレヨン画「雪のラパン・アジル」の贋作を描く。画廊の主人もよい出来だと誉めてくれた。この絵が売れたら手数料が10%入ることになる。
画廊の主人が風邪をひいたため、ミロンとメッシュが代わりにパリ郊外の金持ちの家に届けに行く。即払いで小切手を切ってもらわなければならない。ミロンがもって来た絵は、ミロン自身が描いたユトリロの贋作だった。贋作画家本人が贋作を真作と称して売るなどとあり得ないことだとメッシュは驚くが、ミロンは平気な顔である。
一方、買い手のブラン氏はメッシュを気に入ってしまい、そのため一騒動が起きるが‥。
【コメント】
美しい雪のパリを描いた、ちょっとコメディタッチの小篇です。今回初めてミロンの商売である「贋作」売買の現場が舞台となります。
メッシュとミロンの関係が落ち着いて来たな、という印象を残す作品です。二人での生活にだいぶ慣れて来て、もう一つベッドを買わなきゃな、なんて話が出て来ます。また、ミロンの優しさに答えなきゃという気持ちがメッシュの中に芽生えて、イヤなことを我慢したりもします。
さりげなく優しくて、それでいて萩尾先生お得意のテンポの良いドタバタが繰り広げられて、楽しく読めますよ。