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ヴィオリータ

初出誌「JOTOMO」1976年12月号(16p)1976.10

萩尾望都作品集 第12巻 トーマの心臓 2

小学館 1978.4 480円 480円 ISBN4-09-178012-1

ポーの一族 第2巻

小学館叢書 1988.8 1200円 ISBN4-09-197062-1

アメリカン・パイ

秋田文庫 2003.6 600円 ISBN4-253-17672-0

【登場人物】
ヴィオリータ
ヨハン
【内容】
ヨハンはいつもヴィオリータを失う夢から覚める。それは隣に住む少女だったり、母親だったり、帰省中の年上の少女だったり、恋人だったりするが、いつもヨハンはヴィオリータにおいて行かれてしまう。
今度こそ、と追いかけてみるものの、ヴィオリータは死んだと告げられる。だが、そこにヴィオリータはいた。追いかけるとまた消えてしまう。
孫のヴィオリータが起こしに来るが、ヨハンは夢から覚めないままだ。
【コメント】
ヴィオリータは永遠の少女の代名詞。ヨハンは永遠に追いかける少年です。次々と現れ、そして消えるヴィオリータ。たたみかけるように引っ張って行き、見開きで「永遠の少女」を描く展開ですっと抜いていきます。ラストの落ちも
恩田陸氏の「ライオンハート」ロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」をオマージュとしているそうですが、元々はこの「ヴィオリータ」が原点とのこと。「ジェニーの肖像」の翻訳は1975年が初版なので、ひょっとしたら萩尾先生は読まれたのかもしれませんね。
2010.6.4