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精霊狩り

初出誌「別冊少女コミック」1971年7月号(31p)1971.5

精霊狩り―傑作短編集

小学館文庫 713 1976.12 290円

萩尾望都作品集 第13巻 11人いる!

小学館 1978.5 480円 ISBN4-09-178013-X

【内容】
年に一度の精霊狩りの日、ダーナは人間の一人を見初めて無茶をしたため、捕らえられてしまった。精霊は見た目も暮らしぶりも人間と変わらないが、人間より長寿で年をとらない。また、それぞれによって異なるが、テレポートや透視などいわゆる超能力をもっている。そんな精霊を恐れて中世の魔女狩りのように人間は精霊を捕らえようとするのだ。
さて、ダーナは裁判にかけられる。ダーナに恋をしてしまったリールの「ダーナを助けてくれ」という叫びにマスコミは飛びつき、裁判は大騒ぎ。ダーナの仲間は精霊の存在に理解のあるティペント博士と会う。 今は第三次世界大戦後1千年を経ているが、大戦以前の記録が奪われてしまったため、人間の歴史にはわからないことだらけ。「神話と科学が区別なく共存している未来世界」である。 そうこうしているうちに裁判は進み、ダーナの判決は死刑(永久冬眠)。さて、ダーナは...
【コメント】
精霊シリーズ3部作の第1作です。SFと言えばSFですが、ちょっと古くさい感じもして、不思議なムードの漂うコメディタッチの作品です。
精霊というのはSFによく出てくるミュータントなのですが、惚れっぽいという特徴をもち、また年をとらないため結婚しても定期的に夫をとりかえなければならないという設定がコメディらしさを醸し出しています。