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ジェニファの恋のお相手は

初出誌「なかよし」1971年4月号(31p)1971.1

萩尾望都作品集 第2巻 塔のある家

小学館 1977.4 480円 ISBN4-09-178002-4

アメリカン・パイ

秋田文庫 2003.6 600円 ISBN4-253-17672-0

【内容】
眼鏡をかけ勉強ばかりしている堅物のジェニファは、叔母のアリスばあさんと住んでいた。ある日アリスのところへ死神がやって来る。覚悟を決めたアリスだが、本当はあと1年長生き出来るところを手違いで13日しか残されていないという。手違いのお詫びに望みをかなえてくれると言う死神に、若い娘になって恋をしたいと言うアリス。
ジェニファの身体と魂を交換し、姿はジェニファになったアリス。早速青春を謳歌すべく、おしゃれをして学校へ出かけていき、ボーイフレンドを3ダースも作って帰ってくる。姿はアリスになってしまったジェニファの方は身体を取り戻すべく、魂を入れ替えるクスリづくりに励んでいる。
次の日学校のパーラーでアルバイトを始めたジェニファの前にプレイボーイで有名なロンリーが現れた...
【コメント】
こういう軽くて愉快なおばあさんは「セーラ・ヒルの聖夜」でも「この娘売ります!」でも登場しますが、今回は主人公です。物語を軽妙にするには非常に良いキャラクターでしょう。
誤植あり。表紙を入れて6ページ目、下から2コマ目の死神の台詞「はずかしいことじゃありませんね」は「むずかしいことじゃありませんね」では?
ロンリーという人物はオスカーの原型と思われます。描かれた時期は「花嫁をひろった男」の方が後です。