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2002年11月 5日

アンデス 食の旅―高度差5000mの恵みを味わう

■著者:高野潤
■書誌事項:平凡社 2000.11 ISBN4-582-85064-2(平凡社新書)
■感想
高地アンデス地方と低地アマゾン流域の食べ物の話。アンデスの方はメインはやっぱりジャガイモとトウモロコシと羊・牛等の肉類。豆or穀類と肉だけで青野菜がないなぁと思っていたが、やはり不足ぎみのようだ。マテにビタミンが全部含まれてるからいいのだ、という書物もあれば、いや実はビタミン不足で大変なのだ、という書物がある。肉類は確かにおいしいが、豆類穀類はちょっとダメだったな。
一方、アマゾン流域は果実が話の中心となる。甘い果実は好きではないので、全然ダメです。葉っぱでくるんで焼いた石の上におき、上から土をかぶせる手法や。パパイヤの実を刻んでサラダにする手法が紹介されている。熱帯地域にはよくある料理方法なのだろうが、私の口にはおいしいとは感じなかった。実は南の方へ行っても現地料理をおいしいと思ったことがないのだ。
というわけなのだが、自分がどうか、ということより、「いったい地球の裏側の人たちは何を食べているのだろう?」から発展し、実際に見聞した「青いものはどうしているんだろう?」とアルゼンチンへ行った際に思った素朴な疑問に答えてくれた。アンデスと言っても広いから、実際はペルーとボリビア中心。アルゼンチンはイタリア食が基本なので、別に困らないんだけど、アンデスは大変そうです。