2002年11月 : アーカイブ
2002年11月30日
Song for you
■Paris Match 2001.11.21 ビクターエンタテインメント
■内容
- Silent Night
- Song for you
- Driving Home For Christmas
- A Piece of joy
- There's Nothing Like This (type2)
- Kiss (Acoustique Session)
■感想
オリジナルのクリスマス・ソング(新曲)を中心にした、paris matchのウィンター企画アルバム。個人的にはサイトで特別ビデオを見ただけの、6曲目「Kiss」のAcoustic Versionを聞きたくて買った。まぁまぁですね。この季節なので、自分へのクリスマスプレゼントに。
2002年11月29日
Blue Selection
■井上陽水 2001.11.21 フォーライフレコード
■感想
井上陽水の新作(?)は過去の自作の曲をJazz風にアレンジしたものを集めたアルバム。新曲がかけないとは言えないだろうが(「カシス」を出したばかり)、わりと最近、こんなのばっかだなぁと思う。
でも、やっぱりファンにしてみればおいしい企画であることは間違いないのだ。ブルーノート東京でのライブはひょっとして伝説の日清パワステライブに匹敵するかも。と思ったのだけど、やっぱりチケット取りは厳しいやね。渋谷のAXでも狙うかな(自力ではない)。
- 飾りじゃないのよ涙は
- 鍵の数
- ダンスはうまく踊れない
- 映画に行こう
- 嘘つきダイヤモンド
- Final Love Song
- ワカンナイ
- 灰色の指先
- カナリア
- 最後のニュース
- 積み荷のない船
2002年11月27日
BOCA―アルゼンチンの情熱
■著者:亘崇詞、植田朝日監修
■書誌事項:イーフロンティア/北星堂書店 2001.11.15 ISBN4-590-01120-4
■感想:
週に1試合だけアルゼンチンリーグを見ている。たいていがボカかリーベルの試合だ。私はアルゼンチンリーグに関してはMy Teamをもたないので、サンロレンソなんかも好きだし、ボカとリーベルとどちらの方が好きかと聞かれると困る。
ちょうど1年前くらいにボカがトヨタカップで2度目の来日を果たした頃に出た本。だから、高原がボカ行ってた頃。この本を読みながらボカのスタジアムであるボンボネーラまで行って、近くの「キケ」というサポーターズショップに入り、このおじさんに会ったなぁ、なんて思い出していた。
ギジェやデルガドなんかは今でも好きだし、時々リーガ・エスパニョーラでパレルモを見るが、今一つなので帰って来ればいいのにーとか思っている。先日のスーペル・クラシコ(ボカ対リーベル)戦も勝ったし、スピード感あふれるコンパクトなサッカーを未だに続けている。
しかし、今月は1本も映画を見てない。それというのもサッカーのDVDやリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグなどを見まくって時間がないからだ。リーガはバレンシア戦は毎週、レアルとバルサなんかは時々、チャンピオンズリーグは今週から。ミラン対レアル、デポルティボ対ユベントス。その上にアルゼンチンリーグなのだから、しょうがない。しかし、観戦記は書くと長くなるのでやめておく。
2002年11月25日
ゲバラ日記
■著者:チェ・ゲバラ著,高橋正訳
■書誌事項:角川書店 1999.5.10 ISBN4-04-317001-7(角川文庫)
■感想
前述の本と同時に読み進めていたので、変な日数になっている。「ゲバラ日記」はゲバラ最後の闘いであるボリビアでのゲリラ活動における日々を本人がメモした日記である。
喘息に苦しんだり、蚊や飢えに苦しんだりと、まったく大変な行軍な様子が不思議と悲壮感なく淡々と綴られている。敗北も正確に記し、無理に自分を鼓舞するような文章もなく、冷静に客観的に戦況を見つめている。カッとなって部下を殴ったり、つまらない諍いに困ったことも包み隠さず記載している。結局、覚悟の出来上がってる人は、とどのつまり、こうなんだなと思う。
「ゲバラ日記」は中央公論社とみすず書房(絶版)、古くは朝日新聞社(絶版)から刊行されている。本人が非常に見えにくい戦局の中で得られた範囲内の情報で書いているため、推測も多く、実際この時どうだったのかを補足してくれるようなものなら、そちらの方が良いと思う。原書房版がそうなのだが、ちょっと高いな。
2002年11月24日
チェ・ゲバラ AMERICA放浪書簡集
■著者:チェ・ゲバラ著,棚橋加奈江訳
■書誌事項:現代企画室 2001.10.22 ISBN4-7738-0102-6
■感想
医大を卒業し、ベネズエラのハンセン病院に向かうつもりで旅立つが、ボリビアを経て針路を変え、グアテマラへ行き、そこで社会主義政権の崩壊を目の当たりにする。メキシコに逃れたゲバラはそこでカストロらと出会う。ゲリラとしての訓練を積み、キューバを目指すことになるのだが、この頃の家族に当てた書簡集である。大学在学中の南米旅行記が先述の書で、この本は年代記としていうと、その続編に近い。
家族の案だものなので、政治的・歴史的な価値は低いかもしれないが、人間像がわかって面白い。このいろいろと迷っている頃のゲバラの方が確信をもって革命に邁進しているゲバラより近寄りやすい。以前刊行されていた書籍は、ちょっと埃をかぶった感があるが、最近出ているものは革命家以前のものなので、そうでもないところがポイント。
しかし、ふと思ったのだが「ゲリラ」ってそもそもどんな意味なんだろう?ベトナムの頃に聞いて慣れていて、語義を確認するのを怠っていた。なるほど。「テロリスト」とはものすごく遠いな。
2002年11月15日
チェ・ゲバラ伝
■著者:三好徹
■書誌事項:原書房 2001.1.29 ISBN4-562-03386-X 新装版
■感想
本書の原本が刊行されたのは1971年。全共闘時代だなぁ。ゲバラという人はどうも私の興味の範囲内に入っているようで、いないようで。ラテンアメリカ現代史の中でも最も有名な人なのだが、一昔前の埃をかぶったヒーローのイメージが強かったこと、良く知られている「髭と葉巻」というラテンアメリカの典型的なマッチョだったことから、ちょっと敬遠していた。
それが、ふと南米の紀行ものを探していたときに、チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記を読んだことで、「若い頃は繊細そうでカッコよかったんだー」とか思ってしまって、ふと読みたい本の穴場がやって来たときに買ってしまったのであった。
ゲバラ関連の書籍はたくさん出ている。一応一通りの伝記的な概要を知っておく方が良いかと思い、とりあえず入門書として読む。選択としては多分間違ってないと思う。しかし、やはり私には革命家前の方が面白いのだなと再確認した次第。
でも、本当に一番知りたいのは、「キューバ」ってあまりにいろんなことが言われていて、本当はどうなの?「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」のキューバとレイナルド・アレナスのキューバと、ここにあるキューバと、どれが本当なんだろうな、という、しごく素朴な疑問が根底にあったりする。どれも本当なんだろうけどね。
2002年11月 5日
アンデス 食の旅―高度差5000mの恵みを味わう
■著者:高野潤
■書誌事項:平凡社 2000.11 ISBN4-582-85064-2(平凡社新書)
■感想
高地アンデス地方と低地アマゾン流域の食べ物の話。アンデスの方はメインはやっぱりジャガイモとトウモロコシと羊・牛等の肉類。豆or穀類と肉だけで青野菜がないなぁと思っていたが、やはり不足ぎみのようだ。マテにビタミンが全部含まれてるからいいのだ、という書物もあれば、いや実はビタミン不足で大変なのだ、という書物がある。肉類は確かにおいしいが、豆類穀類はちょっとダメだったな。
一方、アマゾン流域は果実が話の中心となる。甘い果実は好きではないので、全然ダメです。葉っぱでくるんで焼いた石の上におき、上から土をかぶせる手法や。パパイヤの実を刻んでサラダにする手法が紹介されている。熱帯地域にはよくある料理方法なのだろうが、私の口にはおいしいとは感じなかった。実は南の方へ行っても現地料理をおいしいと思ったことがないのだ。
というわけなのだが、自分がどうか、ということより、「いったい地球の裏側の人たちは何を食べているのだろう?」から発展し、実際に見聞した「青いものはどうしているんだろう?」とアルゼンチンへ行った際に思った素朴な疑問に答えてくれた。アンデスと言っても広いから、実際はペルーとボリビア中心。アルゼンチンはイタリア食が基本なので、別に困らないんだけど、アンデスは大変そうです。

