最近読んだ本、見た映画・芝居、聞いたCD

2002年10月15日

南米蹴球紀行―英国・ガ−ディアン紙記者が見た中南米フットボ−ルの光と影

南米蹴球紀行■著者:クリス・テイラー著,東本貢司訳
■書誌事項:勁文社 2001.3.25 ISBN4-76-693668-X
■感想
スポーツ・ジャーナリズムの世界はやはりアメリカが盛んなのだが、サッカーはアメリカで流行ってないので、メインがイギリスになってしまう。このイギリス人ジャーナリストは翻訳のせいもあるだろうが、あまり文章が上手くないのではないかと思う。
内容的には、フランスW杯の前の著作なので古くなってしまうが、南米のサッカーの専門書が少ないので、とりあえず読んで見るしかない。と、初版の刊行時から思っていたが、若干高いので、何となく手に入れないでいたら、Amazon、BK1、楽天ブックスと次々在庫なし、で結局「Famima.comにあった。
ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、ボリヴィア、メキシコ、ニカラグアを旅してサッカーとその周辺事情を綴った力作ではある。旧スポナビに抜粋がある。うーん。興味深くはあったが、やはり目新しいことは特に書いてなかったなぁと思った。