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2001年9月 6日

W杯南米予選第15節 アルゼンチン対ブラジル

アルゼンチンはすでに前節でW杯出場を決定しているが、たった一つの負けがこのブラジルとあって、絶対に消化試合にはしない、と予想していたけれど、やっぱりそう。ホームだし、ブラジルに2敗してW杯に行っても不安だし。
気合い入れて、朝7:45からの生中継をしっかり見てしまいました。開始2分でオウンゴールという不運。予想外の早い時間帯での得点は、こういった実力差のない重要な試合では、たいていの場合、得点した方に不利に働くことが多い。
ブラジルは引いて守りまくる。リバウドまで守備ばかりしている。ひたすら攻めるアルゼンチンだが、得点できない。ベーロンが累積イエローで出られないのが大きい。このまま負けると、アルゼンチンの弱点をさらけ出すことになる。
アイマール好きなんだけどなー。今日みたいにガチガチに守られると、彼のパスは生きない。まだまだだな、というところ。
後半投入されたオルテガによって、ドリブルから早いパスで引いた相手の裏をつく、という攻撃が始まり、これが少しずつ効果を出しはじめる。後半30分すぎにようやく1点、44分に追加点で、アルゼンチンの勝ち。ガジャルド、クラウディオ・ロペス(相手にオウンゴールになっちゃったけど)の得点って、ちょっと懐かしいメンツって感じ。
とにかく、見ていて疲れた。ブラジルは引いてる一方で全然効果的な攻撃がなかったが、しかし、必死で守る。当然アルゼンチンも必死で攻撃する。面白いことは面白い。
アルゼンチンの強さは徹底的に戦術理解が浸透していること、それに加えての豊富なタレントであって、良い選手が大勢いるから、強いわけでは当然ない。攻撃にいろいろとオプションがあるから勝てたようなものだ。
やっぱり最大の弱点はGKか。