最近読んだ本、見た映画・芝居、聞いたCD

2001年3月10日

『ユリイカ』1983年7月号 特集 ラテン・アメリカの文学

作品
  • 「ラス・マニャニータス」カルロス・フエンテス著,安藤哲行訳 p70〜87
  • 「リナーレス夫妻に会うまで」アドルフォ・ブライス=エチェニケ著,野谷文昭訳 p90〜101
  • 「南部高速道路」フリオ・コルタサル著,木村榮一訳 p122〜141
  • 「花壇の中のベスティアル」レイナルド・アレナス著,杉山晃訳 p150〜172
評論
  • ボルヘスの砂漠:畑山博 p50〜53
  • 「族長の秋」小感:高橋英夫 p54〜57
  • 大地母神と戦う錬金術師:日野啓三 p58〜61
  • テノチティトランの影(C.フェンテス):安藤哲行 p88〜89
  • ユーモアの影の孤独(エチェニケ):野谷文昭 p102〜103
  • 二十世紀小説とラテン・アメリカ:中村真一郎,鼓直 p104〜121
  • 時間の中のユートピア(J.コルタサル):木村榮一 p142〜143
  • ラテン・アメリカ文学とジャズ的なるもの:旦敬介 p176〜181
  • レイナルド・アレナスのめくるめく日々:杉山晃 p173〜175
  • ラテン・アメリカの演出家たち p144〜149
■感想 短篇4作品と評論。及び対談。すでに「ラテンアメリカ文学」特集号を入手していたため、長いこと存在に気づかなかった号。既読の小評論と対談で、特に目新しいものはなかったが、レイナルド・アレナスの作品を読んだのは初めて。期待できそう。