1998年ワールドカップ 準々決勝 オランダ×アルゼンチン
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1998.7.4 16:30 マルセイユ:観衆55,000人
オランダ 2 - 1 アルゼンチン
スコア
2 - 1
得点者
クラウディオ・ロペス(18分)
警告
チャモ(22分),センシーニ(59分),オルテガ(88分・退場)
スタメン
GK
[ 1]
カルロス・ロア
DF
[ 2]
ロベルト・アジャラ
[14]
ロベルト・センシーニ
[ 3]
ホセ・チャモ(→ 90分 [18] アベル・バルボ)
[22]
ハビエル・サネッティ
[ 8]
ディエゴ・シメオネ
MF
[ 5]
マティアス・アルメイダ(→ 67分 [4] ヘクトール・ピネダ)
[11]
ファン・べーロン
[10]
アリエル・オルテガ
[ 7]
クラウディオ・ロペス
FW
[ 9]
ガブリエル・バティストゥータ
●試合を見終わって
試合前の評判はオランダ有利。非常に精巧で強力な攻撃をもつオランダに対し、アルゼンチンはHグループなのが災いしてどこよりも厳しい試合日程。しかも前のイングランド戦が延長というハードな戦いをした後です。明らかに体力的に厳しい試合になりそうです。
今日はようやくセンシーニが出てきました。この人が効いてます。さすがベテランの味。オランダほどの攻撃力をもつチームには欠かせないディフェンダー。ほかはクラウディオとバティというツートップ。アルゼンチンにとっては、おそらく最もオーソドックスなメンバーになってます。
注目されたオランダのサイド攻撃ですが、サネッティがなんとか押さえています。その分サネッティもあがってこられないのですが。
前半は15分にオランダがそのサイド攻撃を決めて先制、その2分後にオフサイド・トラップのかけ損ねからクラウディオが落ち着いて決めます。ようやくクラウディオに得点が生まれ、ワールドカップ始まってからずっと見られなかった元気のいいクラウディオが復活しました。
その後ポストにあたったシュートがお互いに1回ずつ、そしてロアのファインセーブ、両チームとも惜しい攻撃がありました。
後半になると完全にオランダペース。ダイレクトパスの交換からどんどん攻め込んで来ますが、アルゼンチンもギリギリのところでしのぎます。攻撃の方はオランダのチェックが速く、ボールを全く前線に繋げません。そして10人になったオランダ。ようやくアルゼンチンのペースで試合が動き始め、延長戦をにらみ始めた頃、
おおばかアリエル
がやってくれました。
今日はずっと転がされ続けていたアリエルがウソついて、それがばれたところまでは、まだよかったのですが、GKの挑発にのって頭突きの退場。その後のバタバタした状態をオランダが見過ごす筈がなく、ベルカンプのゴール。
もちろん、バティの絶不調とか、体力的な不利が敗戦の直接の原因です。しかしまぁ、アリエルがああいう若さを露呈してしまうようでは、勝てるわけがないです。チョロの老獪さに見られるようなしたたかさが失われてしまったアルゼンチンなんて‥。私は「イキの良さと老獪さ」の同居した「スターは少ないけど組織プレイに長けた」アルゼンチンが好きなんですから。
パサレラのアルゼンチンは終わりました。この後はU-23の代表監督が後任となります。2年後のシドニー・オリンピックのメンバーの大半が2002年のワールドカップ代表へと繋がっていく。しかし、今のU-17, U-23は非常に強いです。次が楽しみです。でも今回のチームはこれで実質的に解散でしょう。4年後にまた精神的に成長したアリエルやクラウディオに出会えることを祈って、フランスワールドカップを終わりたいと思います。
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